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頭がいい子どもは論理的思考力が高い!?子どものうちから鍛えるロジカルシンキング

ロジカルシンキングという言葉をご存知でしょうか?問題解決、情報整理を効率的にできるようになるだけでなく、より物事をわかりやすく伝えることができるようになります。
このロジカルシンキングは日頃のトレーニングで鍛えることができます。子どもの頃からこのロジカルシンキングを鍛えることで、しっかりと物事を考えられる頭のいい子どもに育てていきましょう。

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論理的思考力(ロジカルシンキング)とは

論理的思考力(ロジカルシンキング)が高いと...課題と結論を筋道を立てて考えられる

ロジカルシンキングは、日本語に言い換えれば倫理的思考という意味になります。複雑に見える問題でも、それぞれの要素に分解して一つ一つ考えていくことでその問題をしっかり理解していきます。さらにそこから結論を導き出すことができるようになります。このロジカルシンキングができるようになると、相手にも物事をわかりやすく伝えることができます。

ロジカルシンキングのメリット① 問題解決力がつく

ロジカルシンキングができるようになると、何が問題(課題)なのか、どのような解決策(結論)があるのか、道筋を立てて考えられるようになります。ただ漠然と問題に向き合うのではなく、複数の観点から問題を見ることができるようになり、複雑な問題も分解できるようになります。問題解決力が高くなることで、業務の効率、生産性もアップ。さらに学習の際にも役立ち、冷静に問題を解いていけるようになります。

ロジカルシンキングのメリット② 説得力がつく

話がまとまらない、何が言いたいのかわからないという方は周囲にいませんか?このような方は、ロジカルシンキングができていない、物事を偏った視点で見ている可能性があります。ロジカルシンキングを身につけることで問題解決力を高めるだけでなく、相手にわかりやすく、説得力のある説明ができるようになります。仕事をしていく上で、相手に理解してもらう、納得してもらうことは非常に大切です。受験、面接などでも自分の考えをより相手にしっかり伝えるためにもロジカルシンキングは非常に重要となります。

ロジカルシンキングのデメリット

ロジカルシンキングは問題解決力を高め、さらに説得力のあるアウトプットができるというメリットがあります。しかし、現実にはその答えが正しいとは限りません。また、いくら説得力があったとしても、現実には何が起きるかわかりません。突然の予期せぬトラブルなどがあると、理論通りには物事は進まなくなってしまいます。その都度また問題に着手し、理論を展開していく必要があります。

さらにロジカルシンキングは前提がなければなりません。新たな発想が必要な場合、クリエイティブなひらめきが必要な場合にはロジカルシンキングを有効活用することはできません。



論理的思考力の高い人の特徴、論理的思考力の例

論理的思考とは、物事の道筋を立てて考え、一貫した話、説明ができるという力のこと。直感やひらめきだけでなく、きちんと根拠がある考えができる方は、・論理的思考力が高いと言えます。では、この論理的思考力が高い方にはどのような特徴があるのでしょうか。具体的な特徴をご紹介いたします。

自分の考えを説明できる

論理的思考力がある方は、自分の考えをしっかり言語化して説明することができます。これをしっかり行うのは意外と難しいもの。一つの事柄において、単純な答えだけでなくなぜ、どのようにしてその答えに行き着いたのかを説明できるという能力が必要です。自分の感じたことを具体的に、相手に伝わりやすい言葉を選んで口にすることができるようになりましょう。

相手の考えを理解できる

思考力が高くなると、自分の考えだけでなく相手の思考も考えることができます。相手の考えていることを先読みして、テンポよく、スムーズなやり取りができるようになります。自分の言いたいこと、相手の言いたいことを同時に頭の中で考えることができているのです。そのため、論理的思考力が高い方とは話しやすいと多くの人が感じます。周囲に、テンポよく話しやすい、この人は自分の考えていることをよく理解してくれると感じる方がいるようなら、その方がどんな風に人の話を聞いているのか、どんな返事をしているのか観察してみましょう。反対に、会話が弾まない、余計な説明までしなければ話が進まないという場合は、あなたか相手のどちらかが論理的思考力が低いということになります。

複数の作業を同時にできる

論理的思考力が高い方は複数の作業を同時に行うことができます。脳内で情報処理を行う余裕があるため、さまざまなことを同時進行できるのです。仕事だけでなく、料理を同時に2品以上作る、英単語と文法の勉強を同時にできるなどもこれにあたります。より効率的に動くことができるので、作業の時間を短縮し、あまった時間をまた他の学習や仕事、家事などに回すことができるようになります。

論理的な会話ができる

論理的な思考ができる方は、会話の内容も論理的です。自分の感情や、なんとなくの直感の話ではなく、きちんと主題を捉えて会話をすることができます。喋るのが上手、話の運びが上手い方も、論理的思考力が高いと言えます。このような方は他人に物事を教えるのもうまく、話の内容がわかりやすくなります。勉強だけでなく、道順、物語のあらすじ、仕事のやり方など、説明が上手な方も論理的思考力が高い人の特徴です。

子どものうちに論理的思考力を鍛えるメリット

論理的思考力を子どものうちから鍛えておくと、さまざまなメリットがあります。具体的にどのようなことができるようになるのか、チェックしていきましょう。

学ぶ楽しさを知ることができる

ロジカルシンキングを習得すれば、わからないことを自分で調べる、興味のあることについて自分で考えるという力を身に付けることができます。自分で答えを見つける喜びを知ることで、学習の際も積極的に答えにたどり着く方法を探せるようになります。学習は辛いもの、面倒なものという印象を与えてしまう前に、このようにロジカルシンキングの力を鍛えてあげることが大切です。

自分の行動について考えられる

子どもは自由奔放に振る舞うものですが、いつまでも自分勝手に行動していては周囲とうまく馴染むことができず、人間関係の形成にも悪い影響を与えてしまいます。ロジカルシンキングを鍛えることで相手の考えていることも理解できるようになり、より上手に人間関係を築いていくことができるようになります。相手が今不機嫌なのはどうしてなのか、そうさせないためにどのように行動すればいいのかという順序を、より論理的に組み立てていくことができるのです。失敗を経験として生かす、冷静に捉えて対応できるようになるため、大人になっても人付き合いで悩みにくくなります。

子どもの論理的思考力をチェックするには

子どもの論理的思考力は、日常的な行動などから診断することができます。二つのことを同時にできるか、自分が考えていることを具体的に説明できるか、目の前のものや食べたものの感想をきちんと言えるかなどを観察してみましょう。また、相手、第三者の立場になって物事を考えられているかチェックすることも大切です。何かトラブルがあったときは、すぐにサポートするのではなくどのように自分で解決策を見つけ出すのか見守ってあげましょう。論理的思考力は点数などで明確に診断できるものではありません。子どもの行動をよく見て、論理的思考力が高まってきているか、それとも鍛えられていないのかを判断していきましょう。

子どもの論理的思考力トレーニング

子どもが論理的思考力を身につけるためのポイント

子どもの論理的思考力は、トレーニングで鍛えていくことができます。どのような方法があるのかご紹介いたします。

物事に関心を持たせる

論理的思考力の高い人は自分から興味のあるものをどんどん調べて理解を深めていくことができます。そのような人間に育てるためには、物事に対して関心を持たせてあげることが大切です。絵本ならさまざまなジャンルのものを読み聞かせてみましょう。さまざまなスポットに子どもを一緒に出かけ、何に関心があるのか、さらにどのようなことを知りたいと思っているのかをチェックしてみてください。

自分で調べさせる

子どもは疑問を持つとすぐに大人に質問します。それにすぐ答えるのではなく、自分で調べられるようなアドバイスをしてみてください。一緒に調べてあげたり、「この本に書いてあるよ」と教えてあげたりという方法も。答えを直接教えるのではなく、答えにたどり着く方法を教えてあげることが大切です。

言葉で説明させる

論理的思考力の高い人は、自分の考えを簡単に言語化することができます。子どものころから、きちんと自分の言葉で考えていることを説明できるようにさせていきましょう。食事をしたとき、遊んだとき、嫌なことがあったときなど、今どう感じているのか、何が嫌だったのかなど、ただ感情を伝えるだけでなく何が、どうしてそうなったのかを一つ一つ聞き出してあげましょう。そうすることで子どもも自分の思考を整理できるようになります。慣れていけば、親から質問されなくてもきちんと理論的な説明ができるようになっていきます。

子どもの論理的思考力を鍛えよう

論理的思考力を鍛えるメリットや、子どもの論理的思考力を鍛えるトレーニングについてご紹介いたしました。小さい頃から論理的思考力を鍛えておくと、学習や人間関係の形成において大きく役立ちます。自分から学びたい、行動したいと思える子どもに育つように、今から論理的思考力を鍛えるトレーニングをしていきましょう。

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