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子どもの水遊びは感性を刺激する?効果とメリット、注意点を解説

子どもの水遊びを通して、五感が刺激される、バランス感覚や身体能力が養われる、親子の絆が深まる、といった効果やメリットを得られます。ただし、事故やけがにつながる可能性もあるため注意が必要です。この記事では、水遊びのメリットや注意点について詳しく解説します。

子どもの水遊びによって得られる5つの効果やメリット

子どもの水遊び5つの効果

子どもが水遊びをすることによって、五感が刺激される、バランス感覚が養われる、親子の絆が深まる、といった効果やメリットを得られるでしょう。ここでは、それぞれの効果やメリットについて詳しく解説していきます。

1.子どもの五感が刺激される

水遊びをすることは、子どもの五感の発達につながります。水遊びをすると、手や足、目や耳など、身体全体で水と触れあうため、さまざまな感覚が磨かれていくのです。

たとえば、プールに飛び込んだり、川辺で遊んだりすると、水の冷たさや気持ちよさを肌で感じられます。水に反射する光を見てきれいと感じることや、水が流れる音を聞いて心地よいと感じることもあるでしょう。

子どもは水と触れあうという体験を通して、楽しさや心地よさ、不思議さなどを感じていきます。いろいろな感情をもつことで、感性が磨かれ、想像力や共感力も高まっていくでしょう。

2.子どものバランス感覚が養われる

バランス感覚が養われることも、水遊びのメリットのひとつです。水の中では浮力がはたらくため、普段とは異なる感覚でバランスをとらなければなりません。海や川で遊ぶ場合は、波や流れがあるため、さらにバランスを保つのが難しいでしょう。

水は予想外の動きをすることもあるため、バランス感覚が養われると同時に、臨機応変に対応する力も身につきます。

3.親子の絆が深まる

親子の絆が深まることも、水遊びの効果といえるでしょう。子どもと一緒に水に触れることで、冷たい、心地よい、楽しい、といった気持ちを共有できるため、親子の距離が近くなるのです。水をかけあったり、一緒に泳いだりするとよいでしょう。

水遊びの道具を一緒に作るのもおすすめです。ペットボトルを並べてイカダを作ったり、水鉄砲を作ったりすると、楽しい時間を共有できて親子の絆が深まります。

4.水の面白さや怖さを体験的に学べる

水の面白さや怖さを体験的に知れることも、水遊びの効果のひとつです。水は自由に形が変わりますし、温度によって感じ方も変わります。飛び込んで泳いだり、かけあったりもできるため、水は身近にある面白くて不思議な存在といえるでしょう。

一方で、水には怖さもあります。予想外に大きな波が来たり、深い場所で溺れそうになったり、怖い体験をすることもあるでしょう。もちろん、安全な場所で遊ぶのがベストですが、怖い体験は子どもの危機管理能力の発達につながります。適度に見守りつつ、楽しい体験や怖い体験をさせることが大切です。

5.子どもの身体能力が発達する

水遊びは、子どもの身体能力の発達にもつながります。水の中で動くためには、大きな力やエネルギーが必要です。水遊びを通して、筋力や体力が養われるでしょう。泳いだり潜ったりすることで、呼吸機能や肺活量が高まることも期待できます。

水遊びは何歳からさせればよい?

水遊びを始める年齢に特別な決まりはありませんが、1歳頃から少しずつ始めるとよいでしょう。ただし、成長のスピードは子どもによって異なりますので、様子を見ながら慎重に始めることが大切です。

水遊びというとプールを想像する人が多いかもしれませんが、水に慣れるまでは、水鉄砲で遊んだり、お風呂に水をためて遊んだりすることから始めてもかまいません。子どもが水に慣れてきたら、ビニールプールや公共のプール、川や海などと、水遊びの範囲を広げていくとよいでしょう。

子どもに水遊びをさせる際の5つの注意点

子どもの水遊び5つの注意点

水遊びにはさまざまな効果やメリットがありますが、けがや事故につながる可能性もあるため注意が必要です。ここでは、水遊びをさせる際の注意点を紹介しますので、子どもの安全を確保するためにチェックしておきましょう。

1.親の目が届く範囲で遊ばせる

子どもに水遊びをさせる場合は、必ず親の目が届く範囲で遊ばせましょう。子どもは、水の怖さをよく理解していません。遊びに夢中になるうちに、思わぬけがをしたり溺れたりするケースもあります。浅い場所でも溺れる可能性はあるため、親が適度に見守ることが大切です。

子どもが水に慣れてきたときも油断は禁物です。水に慣れてくると、大胆な行動をとったり、深い場所で遊ぼうとしたりするため、目を離さないようにしましょう。

2.水遊びを強要しない

子どもに水遊びを強要しないことも大切です。さまざまなメリットがあるため、子どもに水遊びをさせたいと考えがちですが、無理やり水に入らせたり、水をかけたりすると、水が嫌いになってしまう可能性もあります。水を怖がり、近づかなくなるケースもあるため十分に注意しましょう。

水遊びをさせるなら、子どものペースに合わせてあげることが重要です。とくに水を怖がる子どもの場合は、水で顔を洗う、手足をプールに入れる、水をかけあって遊ぶ、といったステップで水に慣れていくことがおすすめです。

3.適度に水分補給をする

水分補給は、水遊び中に忘れがちなポイントです。とくに真夏のプールや海で遊ぶ場合は、こまめに水分補給をしましょう。適度に塩分も摂取できるよう、スポーツドリンクなどを準備しておくと安心です。見守っている親が倒れてしまわないよう、一緒に水分補給をしましょう。

4.紫外線対策をしっかりと行う

外で水遊びをするときは、紫外線にも注意しなければなりません。子どもの肌はデリケートなため、長時間、外で水遊びをすると、日焼けを通り越して火傷のようになってしまうケースもあります。帽子を被らせたり、日焼け止めを塗ったりして、子どもの肌を守ってあげましょう。

日焼け止めは、子ども用のものを選ぶことも大切です。

5.水遊びをする場所に注意する

周囲の人に迷惑がかからないよう、水遊びの場所に配慮することも重要です。当然ですが、遊泳禁止の場所で泳いだり、立入禁止区域で遊んだりするのは避けましょう。家の近くで遊ぶ場合も、プールや水鉄砲の水が通行人にかかったり、大量の水を一気に排水したりすることは避けなければなりません。

水遊びを通して子どもに豊かな感性を!

子どもに水遊びをさせることで、子どもの五感が発達する、水の面白さや怖さを体験的に学べる、親子の絆が深まる、といったメリットを得られます。

ただし、水遊びは事故につながる可能性もあるため注意が必要です。必ず親の目が届く範囲で遊ばせるようにしましょう。嫌がる子どもを無理やり水に入れるのは避け、子どものペースに合わせてあげることも大切です。水遊びを通して、子どもと一緒に楽しみながら豊かな感性を育てていきましょう。

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