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子育てママにも息抜きは必要、自分の時間の作り方

ママの疲れの原因

初めて育児を経験するママは、息抜きをする暇もなく子育てを頑張ってしまいます。
「ひとりになりたい」
「自分の時間が欲しい」
そんな考えは自分勝手、わがままだと思ってしまうママも多いようです。

しかし、会社員にも休みがあるのですから、育児にだって休みは必要です。
ママの息抜きは育児放棄ではありません。自分の時間をしっかり作ってリフレッシュしましょう。
今回は、子育てママが自分の時間を作るための方法をご紹介いたします。

「子育てに疲れた」「ひとりになりたい」と思ってしまうことありますよね

大切な我が子の子育てであっても、子育てに疲れてしまったり、ひとりになりたいと思ってしまったりするママは少なくありません。

子育てというのは、やらなくてはいけないことがたくさんあります。
乳幼児や幼児であれば、授乳もしくはご飯の支度から食事のサポート、おむつ替え、入浴、お昼寝、おやつ、散歩や遊び相手、お着替え、寝かしつけ、夜泣きの世話など24時間フル活動です。

とくに、ママにだけ負担が集中する状況では、ママはゆっくりお風呂に入ることもできません。子育ての合間には家事をしなくてはいけませんから、メイクはもちろんスキンケアもままならないという方も多いでしょう。

男性は、仕事のために外に出れば通勤時間にスマホでネットサーフィンをしたり、帰り道にちょっと寄り道をしたり、少しの時間でも自分の好きなことができます。
しかし、同じように仕事を持っていても、女性の場合は子どもの送り迎えや家事があります。専業主婦であれば1日中子ども世話に追われるのですから、疲れてひとりになりたいと思うのも当然のことです。

”息抜き”として自分の時間をもつのは決して悪いことではないです

女性の社会進出やイクメンが話題になっていても、日本ではまだまだ子育てはママの仕事という考えが根付いています。

自分の時間を持ったり、子育ての合間に息抜きしたりするママに対してはバッシングも起こったりします。
また、ママ自身も自分の時間が欲しいと思うことに対して、子どもに申し訳ない、母親失格と思ってしまう傾向にあります。

しかし、あるアンケートで、子育てで一番大変なのは「自分の時間がないこと」が1位になっていることからわかるように、自分の時間が欲しいと思うことに罪悪感を抱く必要はありません。

自分の時間が欲しいといっても、ほとんどのママは「ゆっくりお風呂に入りたい」「たまにはゆっくり寝たい」「少しだけカフェでのんびりしたい」などちょっとした時間が欲しいだけでしょう。

そんな少しの時間も取らずストレスが溜まっていくと、イライラして子どもに当たってしまうかもしれませんし、夫婦仲が険悪になるかもしれません。
また、疲れが溜まると免疫力が弱くなり病気になってしまうリスクもあります。

息抜きは、笑顔で子育てをするため、そしてママが健康でいるために必要なものです。決して悪いことではないのです。

子育てのなかで自分の時間が持てるようになるのはいつから?

子どもの性格や環境、きょうだいの有無によって変わりますが、自分の時間が持てるようになるのは、小学校高学年ぐらいからと言われています。

高学年になると、放課後は友達と遊ぶようになります。土日でも友達と出かけることが増えます。
「自分のことは自分で好きなようにやりたい」という気持ちが芽生えるため、着替えもお風呂もママの手を借りなくなることが多いようです。
早ければ反抗期も始まるため、より親と距離を置きたがるようになります。
逆にママとしては急に時間ができてしまって戸惑うかもしれません。

きょうだいがいると、上の子の子育てが一段落しても、下の子が高学年になるまでは自分の時間は作れないかもしれません。
しかし、下の子も小学校に入学すると上の子と一緒に遊んだりするため、平日の放課後はちょっとした息抜きの時間が作れるようになります。

子育て中にできる自分の時間の作り方~家族に協力してもらう

子育て中に自分の時間を作る方法

夫はもちろん両親や義父母が近くにいるという方は、家族に子どもの世話をお願いしてみましょう。

夫に世話をしてもらう場合は、交代制にすると気兼ねなく自分の時間を楽しめます。
土曜日の午前中は隔週でどちらかが世話をする、というようなスケジュールにしておけば、お互いに自由な時間ができます。心にもゆとりが生まれて夫婦仲も良くなるかもしれません。
また、男性は子育ての大変さが分からないものですが、自分で世話をすることでママがいかに苦労をしているかを実感できます。夫が子育てに協力的になるというメリットもあります。

両親や義父母は、ほとんどの場合孫と一緒にいられることを喜んでくれるため、理解があれば快くお世話を引き受けてもらえるでしょう。
ただし、食べさせたくないおやつがあったり、事故などが心配な場合もあります。そんな場合は、気兼ねなくやってほしくないことを言える両親だけに預けるほうが安心です。

子育て中にできる自分の時間の作り方~子どもが寝ている時間を使う

夫は仕事で忙しく協力してもらうのは難しい、近くに子どものお世話をお願いできる家族がいないという場合は、子どもが寝ている時間を使って自分の時間を作りましょう。

寝ている時間ではお出かけすることはできませんが、家のなかでできるリラックス法や趣味を見つけておけば息抜きができます。
お気に入りのアロマを焚きながら本を読んだり、好きな映画を観たり、クラフトを楽しんだりするのもおすすめです。

子どもが寝ている時間は家事に充てているというママも多いかもしれません。
確かに、子どもが起きていると掃除が手薄になったり、料理の下ごしらえが進まなかったりするため、寝ているときにやってしまいたくなるかもしれません。
しかし、自分の時間を作るためには、家事の手抜きがポイントです。

たとえば、3日に1回は寝ている時間を自分の自由時間に充てると決めて、その日の食事はでき合いのものにする、掃除ができていなくても気にしないというようにしてみましょう。

または、いつもより1時間早起きすれば、本来は寝ている時間ですから、罪悪感なく自分の時間を作れます。
子どもが寝ている時間を自分の時間に充てるのはだれにも気兼ねする必要がありません。一番気楽に息抜きができる方法と言えるでしょう。

子育て中にできる自分の時間の作り方~託児施設を利用する

息抜きでお出かけしたいけれど預けられる人がいないという場合は、託児施設を利用しましょう。

託児施設であれば安心して子どもが預けられます。1日保育もあれば、時間単位の預かりもあるため、自分に合わせて使い分けられます。
託児施設は認可保育園が実施している一時保育だけではなく、チャイルドマインダーが常駐する家庭内保育などいろいろな形態があります。自宅近くにどういった施設があるか調べてみましょう。

ただし、子どもが少ない地域だと一時的に預けられるところがないこともあります。
もし最寄りに託児施設がなかったら、ショッピングモールや美容院などにある託児施設を利用するのがおすすめです。
商業施設の託児所は料金もリーズナブルですし、子どもを気にせずゆっくりお買いものや美容に時間がかけられ、リフレッシュできるでしょう。
こういった施設の託児所では保育士の資格を持ったスタッフがいるため、安心して預けられます。

気をつけたいのは、無認可で個人的に運営されている託児施設です。
無認可の託児施設は東京に多いのですが、保育の資格も持たず、営利目的で運営している施設もあります。利用しないのが賢明です。

どうしても施設が見つからない場合は、市区町村が運営するファミリーサポートを利用するのがおすすめです。
ファミリーサポートセンターは育児のサポートをするためのサービスなので、ただ息抜きをしたいという理由であってももちろん利用できます。
ただし、事前に会員登録が必要な自治体もあるため、利用を検討している方は、住居を管轄する自治体に問い合わせておきましょう。

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