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辛いことだけではない!お受験が子どもに与える影響とは?

子どもの将来を考えたときに、早期から良い教育を受けさせたい、そのために幼稚園や小学校のお受験をさせたいと思う親は少なくありません。

今回は、お受験は辛いものではないかと不安に感じている方に向けて、お受験が子どもに与える影響について考えてみます。

お受験準備で子どもが辛いと思ってしまうこと

幼稚園や小学校のお受験にあたり、子どもが辛いと感じやすいのは、以下のようなケースです。

*親が不安な気持ちを抱えている
*やらなければならないプリントが大量にある
*親が模試の点数に敏感になっている
*親やお友だちと遊ぶ時間が少ない
*塾や家庭で厳しい指導を受けている

このような状態は、子どもにとって大きなストレスとなります。なかには、まばたきや咳払いを頻繁にしたり、肩や頬の筋肉などがぴくぴく動いたりする「チック症状」が出る子どももいます。

しかし、適切に取り組めば、お受験準備は子どもの心身の成長に良い影響もあるのです。お受験には子どもの大切な時間を奪うもの、精神的に追い詰めてしまうものというイメージもあるかもしれませんが、お受験で得られるメリットを見ていきましょう。

お受験をするからこそ得られる7つのメリット

1. 規則正しい生活をすることで心身の成長を促せる

お受験にはこんなメリットも!①

子どものお受験対策は規則正しい生活が基本です。朝早く起きて勉強の時間を作り、夜は早めに眠ることで、翌日もすっきりした気分で1日をスタートさせられます。

このような規則正しい生活は、お受験やテストなどで良い結果を出すためにも大切ですが、それ以上に子どもの成長に良い影響を与えます。睡眠時間を確保することで成長ホルモンが分泌され、心身の成長が促されるのです。

また、睡眠にはストレスを解消する効果がありますので、お受験のプレッシャーや勉強のストレスの緩和も期待できます。

2. 勉強を通して精神力の向上が期待できる

小さい頃から机に向かっておとなしく座り、勉強を習慣化することは、精神力の向上につながります。

勉強の姿勢が身につくと勉強以外でも役立つシーンが多々あります。がんばる、続ける、自分と向きあう、プレッシャーに打ち勝つということは、お受験だけでなく生きていくなかで大切なことです。勉強をがんばったという事実は、お受験の結果がどうであれ子どもの経験として蓄積されるのです。

3. 家族の絆を深められる

お受験をすることで家族の絆も深まります。子どもがどのようなことを学びたいのか、子どもはどんな幼稚園、小学校に行きたいのかなど、お受験を決意することで話し合わなければならないことがたくさん出てきます。

そのなかで自分が知らなかった子どもの一面や新しい可能性に気づくこともあるでしょう。お受験の教育方針について父親、母親と話しあうことでお互いの理想の子育てを理解し、協力していくことも可能です。

勉強の進み具合を確認しながら適切なアドバイスをしていけば、より子どもと過ごす時間を濃密なものにできます。

幼稚園や小学校のお受験は、ペーパーテストだけでなく面接などもあります。
面接の練習をする上で親子のコミュニケーションは必須であり、上辺だけでなくしっかりと絆を深めることが大切です。

何よりも、親子で志望校合格という大きな目標に向けて計画を立てて進んでいくということ、受かったときの達成感は何ものにも変えられない経験になります。

4. 計画を立てて実行する力が身につく

お受験にはこんなメリットも!②

受験勉強は、ただやみくもに問題をとき、塾や習い事に通うだけでは成果は得にくいです。そうならないようには計画を立てて机に向かう必要があります。

自分で計画したり、家族で計画表を作ったり、塾や習い事などの場所でスケジュール管理をしてもらったり、計画を立てるにはさまざまな方法があります。

計画を立てて実行しても、必ずうまくいく訳ではありません。その場合は何が原因だったのかを自分で考え、改善点を見つけ出し、次の計画を作るときに活かす、という作業も一緒に身につきます。

こうしているうちに、次第に計画を立てて実行するというサイクルが自然に身につくようになるでしょう。計画を立てて物事を進めるのは、勉強だけでなく仕事や基本的な生活でも重要です。

5. 知識だけでなく教養を身につけられる

お受験のために勉強をしていると、勉強をしていない子どもと比べて豊富な知識と教養が身につきます。

一般的にまだ習わないような知識でも、子どもは興味のあることならどんどん吸収していきます。勉強をする習慣が身についていれば、好奇心のままに自分で調べたり、関連づけて覚えたりすることもできるでしょう。

また、塾へ行って多くの人と接したり、面接の練習をしたりするなかで、社会のマナーやルールも身につけられます。小さな頃から自然に身についた教養やマナーは、今後の社会との関わり合いのなかでも生きてきます。

6. 価値観が似ている家族と関われる

幼稚園や小学校のお受験を考えている家庭は、数字で見ると非常に少ないです。そんななかで志望校を目指して塾や習い事をしている子ども、親、家庭と関われるというのは、貴重な経験になります。

子どもに良い教育を受けさせたい、子どもの将来を大切にしたいといった価値観の家庭と交流できるので、お互いに向上心のある気持ちを持つことも可能です。同じ目標に向かって、刺激し合い、切磋琢磨し、ときにはお受験のアドバイスや情報も共有できるでしょう。

価値観が似ている家庭なら子ども同士だけでなく親同士も仲良くなりやすく、価値観の違いによるトラブルも少なくなります。

お受験を考えていない家庭と自分の家庭を比較して、子どもの時間を奪ってかわいそう、失敗したらお金も時間も全部無駄になってしまう…と余計なことを考えることも少なくなり、親の精神的な負担の軽減にもつながります。

7. 塾などで一緒にがんばる友人ができる

お受験のためには塾や習い事をさせることが効果的です。お受験に必要な教育ができるだけでなく、一緒にがんばる仲間も作れます。同年代の子どもたちと一緒に勉強や習い事をがんばることで、刺激しあうこと、切磋琢磨することの楽しさを子どもに理解してもらいましょう。

幼稚園や学校以外の場所でお友だちができることは、子どもの社会性を育てるため、交友関係を広めるためにも大切です。

また、塾や習い事のお友だちと遊ぶことで、幼稚園や学校の人間関係のストレスも解消できます。塾や習い事のお友だちに会いたくて塾や習い事に自主的に行きたいと子どもが言ってくれる場合もあるでしょう。

お受験でしか得られない成長や友情もある!

お受験は子どもに負担を与えるもの、子どもに辛い思いをさせるものというイメージがありますが、それ以上に子どもにさまざまな良い影響を与えることもあります。

勉強だけでなく、生活習慣や自分から学ぶ姿勢、基本的な教養やマナーを身につけることも可能です。そして何よりも、目標が同じ仲間を作り、一緒にがんばることは小さな子どもにとって貴重な経験です。

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