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子育て中のパパ・ママへ、お受験を視野に入れた我が子にできること

お受験を視野に、お子様が小さい頃からさまざまな教育に取り組んでいるご家庭も多い昨今、無事に合格を果たすためには、親が子どもにどのように関わるのかは重要な要素です。

お受験の経験がない親御さんや、初めて子育てをしている親御さんでは、我が子とどんな関わり方をするべきなのか、何をしてあげたらいいのかよくわからないことも少なくありません。

そこで今回は、お受験を視野に入れたお子様との関わり方や注意したいポイントについてご紹介いたします。
本格的に受験を視野に入れている方はもちろん、受験を意識していない方にもぜひ知っておいていただきたい内容です。

お受験を視野に入れた子育て、我が子に親がしてあげられることとは?

お受験を視野に入れた子育て、我が子に親がしてあげられることとは?

受験を視野に入れると習い事に通わせて教養を身につけさせることを優先する親御さんも多いです。

しかし、まずは普段の生活で、社会の基本的なルールや常識をしっかり身につけさせることを意識し、子育てに取り組みましょう。

1. 挨拶の大切さを教える

子は親の背中を見て育つといいますが、「おはよう」「いただきます」などの基本的な挨拶が夫婦の間で交わされていないご家庭では、お子様もこのような挨拶がなかなか出てきません。

家族以外の人との関わりのなかで、挨拶はコミュニケーションを図る手段の基本です。

ご近所の人に会ったときに、「ご挨拶はなんていうの?」などと親御さんから促してようやく挨拶をするのではなく、お子様が自発的に「こんにちは!」と挨拶できるようになるのが理想です。

ただし、恥ずかしがりやタイプでなかなか自分から挨拶できないお子様には無理強いをさせないでください。

無理に挨拶をさせようとすると、挨拶をすることが嫌なことだと思い込んでしまう可能性があるからです。

このような場合は、親御さんが積極的に挨拶をしているようすをお子様に見せてあげたり、「一緒にご挨拶してみよう!」と誘ったりして、挨拶は気持ちがよいことだと感じてもらうことが大切です。

2. 季節感を大切にしながら日常を親子で楽しむ

親子で何気ない日常を楽しむことも、基本的な常識を学ぶとてもよい機会です。受験でも非常に大切な役割を果たします。

日常生活のなかでとくに意識していただきたいのが季節感を育みながら社会性や思考力を伸ばしてあげることです。

季節によって変わる景色や、旬の食べもの、日本古来の伝統行事などに親子で触れる機会をできるだけ多く作ってください。

子どもの思い出に残る経験を通し、豊かな感情や想像力を育てることができます。

たとえば、公園にある桜の木が春に美しい花を咲かせ、夏に緑に茂った葉が秋には茶色に変わり、冬に葉が落ちる…と、季節によってようすが変わることを実際に見せて教えてあげましょう。お子様の季節感を育てるとてもよい勉強になります。

実際に受験でも季節感が問われる問題が出されることが多いため、何気ない日常生活でお子様の季節感をはぐくむことを意識しましょう。

また、積極的に、洗濯、掃除、食事の準備など、家事のお手伝いをさせるとよいですね。親子のコミュニケーションを図りながらお子様が自分でできることを増やし、自信をつけさせることも大切です。/p>

こんな態度・物言いはNG

子育ては子どもを育てるだけでなく、子育てを通して親も成長します。成長する過程では、なかなか子どもとうまく接することができずに悩む親御さんも少なくありません。

とくに子育て中のお悩みで多いのが、ついイライラして叱りつけてしまい、子どものやる気を失わせてしまうことです。

受験に取り組むにあたっても、本気で取り組もうと張り切っているのは親御さんだけで、肝心のお子様がまったく興味関心を持たないようすにイライラして子どもに当たり散らしてしまっては、受験どころかお子様の健全な成長にも支障を与えかねません。

受験に向けて親子で積極的に取り組むためには、お子様のやる気を引き出すことが大切です。

以下で紹介するような態度や物言いに注意しましょう。

1. できないことを叱ってやらせない

受験を意識して知識や教養を身につけさせるためにいろんな習い事に通わせても、お子様が何でも器用にこなせるとは限りません。

「一緒に通い始めた○ちゃんはできるのに、なぜあなたはできないの!?」と、ほかの子どもと比べてできないことを叱りつけてしまうのは絶対にやめましょう。

子どもの苦手意識が増して、さらにやる気を失わせる原因になりかねません。
できないことをマイナス評価するのではなく、できることをプラス評価して子どもの自信をさらに高めてあげることが大切です。

結果を焦りすぎるのではなく、得意なことはどんどん伸ばして、苦手なことは少しずつ克服できるように声かけしてあげましょう。

2. 「しなさい」はNG

なかなか子どもが行動してくれないと、イライラして命令口調で語気も強くなりがちです。

「早く着替えなさい」「もっと勉強しなさい」などの命令口調は子どものやる気を失わせる大きな原因になりかねません。

親から促されなければ行動できない子どもになる可能性もあるため注意しましょう。

イライラする気持ちを抑え、「しようね」と子どもが自主的に行動できるように促すのがポイントです。

我が子の安心のために。お受験に対する夫婦の姿勢統一も必要

我が子の安心のために。お受験に対する夫婦の姿勢統一も必要

受験に取り組むにあたって大切なのは夫婦間の考え方を統一させることです

夫婦間で学校の選び方や教育方針の違いが生じたまま受験に臨んでもよい結果は期待できません。

受験に対する姿勢がなかなか一致しない原因として考えられること、またその対応策について一例をご紹介いたします。参考になさってください。

学校選びの意見が合わない

さまざまな学校の資料を集め、学校見学をし、実際の雰囲気を確かめた結果、第一志望となる学校の意見が夫婦間で分かれる可能性があります。

どの学校を受験するのかによって対策も変わるため、早い段階で受験校を絞り込みたいところですが、夫婦間で意見が分かれるとなかなか対策も進められません。

夫婦間の考え方はもちろんですが、お子様の個性や意思も尊重しながら慎重に受験校を話しあうことをおすすめします。

どちらかが受験に消極的

受験を成功させるためには、家族が一丸となって取り組まなければなりません。

夫婦のどちらかが受験に消極的だとうまくいかない可能性があります。積極的に取り組んでもらえるように説得する際には、受験をするメリットをしっかり伝えて理解してもらうことも大切です。

子どもの進路や将来のことも踏まえて、真剣に夫婦で話しあうことをおすすめします。

せっつくのはNG。お受験を視野に入れた我が子には寄り添いが大切

受験を視野に入れた子育てで大切なのは、お子様と寄り添いながら結果を焦りすぎずに受験に向けた取り組みを行うことです。

受験は、お子様の一生を左右する可能性もある重要な節目です。家族全員が協力して真剣に取り組む必要がありますが、親が焦りすぎてはいけません。
習い事に挑戦するのもよいですが、その前に取り組んでおきたいのは、基本的な社会ルールや常識を身につけられるよう親子でコミュニケーションをとることです。子どもができることを伸ばしてあげましょう。
子どもが何事にも自信を持って取り組めるよう、態度や物言いにも注意して、夫婦で協力しながら受験に取り組みましょう。

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