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考える力につながる観察力|子どもの能力を伸ばすための方法

お子様の教育では、まずはひらがなや漢字、動物の名前や記号を覚えたり数式を解いたりすることから始めるお母様も多いのではないでしょうか。確かに覚えることは勉強の基本ですが、知識と能力は別物です。能力は知識とは異なる次元で、お子様の人生を大きく左右するものであり、能力を伸ばすことでお子様の可能性もぐっと広がります。

中でも、注目度が高まっている考える力は、勉強においても仕事においても必要不可欠。その力につながる観察力の必要性や観察力のトレーニング方法についてご説明します。

観察力を鍛えることが考える力の向上につながるその理由とは

観察することから考える力が育つ

観察力と考える力というのは、一見まったく別の力に思えますね。しかし、人間は何かを見たり聞いたりすることで「考える」という思考が発動するのです。

考えることは観察から始まる

言葉の意味について考える、絵が何を表しているか考える、なぜ体が痛みを感じるのか考えるというように、自分の目で見たものや耳に聞こえたものに反応すると、考える力が働き出します。逆に言うと、何にも反応しなければ考えることもしません。物や事柄に対して反応する、つまり観察を始めるとそれに対しての疑問が生まれて考える思考が働き出すため、観察力を鍛えれば鍛えるほど考える力も向上するのです。

観察力が高いと自分で問題解決ができるようになる

「観察力が高い子」と「頭が良い子」は違う

観察力が高い子は、いわゆる頭が良いという子とは違います。頭が良い子供は、人よりも早く漢字を覚えたり計算ができたりする子を指すのが一般的ですが、観察力が高い子は、物や事柄の構造や理論に疑問を抱き、自分で情報を集めて分析をしていくというプロセスを身につけています。

子どもの観察力というと対象物を観察する力を思い浮かべるかもしれませんが、ここでいう観察力はお子様が自分で気がつく観察力です。道端の花に気がつく、太陽が毎朝東から昇ることに気がつくなど、簡単に言うと、小さい子どもの「なんで?」「どうして?」ということです。小さいうちはお母様やお父様に質問を投げかけますが、ある程度の年齢になってくると自分で情報を集めて解決しようとします。そのきっかけとなるのが観察力なので、観察力が高い子は他の子よりも考える力が養われ、さらに解決する力まで身につけることができるのです。

観察力を考えると力に!親ができるトレーニング方法

自分からいろいろなことに気づく観察力は、子どもの性格によって違うと思ってしまうかもしれませんが、実はトレーニング方法があります。ここでは、日常生活の中に取り入れられるトレーニング方法をご紹介します。

日常の出来事を細かく話してもらう

まずは、今日何をしたのか、誰とどのような話をしたり遊んだりしたのかを話してもらいましょう。その上で、そのことをしてどう思ったのか、どうすればもっと楽しくなるのか、なぜそのように思ったのかなどを軽く質問してみてください。こうした方が楽しい、こうすれば簡単というようなアドバイスをするのではなく、子どもが自分で考えられるように質問をしていくことで、自分の行動や言動を見つめ直せるので観察力が自然と養われていきます。

子どもにたくさん尋ねる

お子様が疑問に感じたことや分からないことはお母様やお父様に尋ねるのが一般的ですし、大人は自分で調べて解決します。ですが、このプロセスを変えて、あえてお子様にいろいろな質問をしてみましょう。もちろんご自身が分かっていることでもいいので、雨はなぜ降るのか、じゃがいもはどのように育つのか、野菜はどうやって収穫するのかなどお子様の興味や年齢に合わせて尋ねてみてください。お子様にとって当たり前だったり疑問に思わなかったりすることでも、尋ねられることで「そういえばどうしてだろう」という疑問が生まれます。これが癖になると、あらゆることにアンテナを張るようになり、どんなことに対しても観察して考えるという力が自然と身についていきます。

考える力を身につけることが成長につながる

考える力、いわゆる思考力というのは入試でも評価基準が導入されるほど、勉強においても人生においても欠かせない能力となっています。一般的な勉強というのは、極端に言えば教科書を丸暗記すればある程度できるようになりますが、考える力は知識とは違うカテゴリになるため、お子様が自分の中で養っていくしかありません。問題を解くだけではなく、問題を解決するためのヒントや自分なりの解決策を見つける思考力を身につけることはお子様の成長にとって必要となりますから、その土台となる観察力を鍛えていきましょう。

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