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幼児期に習い事は必要?周りはどうしてるの?

幼児期の習い事5歳では約半数!

かつては習い事というと小学校以上の子どもを対象としたものがほとんどでしたが、最近では幼児期の子どもを対象とした習い事が増えてきています。

一方で「まだ早すぎるのでは?」「親元を離れて過ごせるか心配」といった親御さんの声も多く、習い事をさせようかどうか悩んでいるご家庭も少なくありません。今回は最近の幼児期の習い事事情や、習い事を始めるタイミング、習い事の賢い選び方など、気になる情報をまとめました。

幼児期に習い事をしている割合は5歳で半数を超える

就学前のお子様がいるご家庭を対象に実施した習い事に関するアンケート調査によると、3歳では23.2%、4歳では39.5%、5歳では51.0%が何らかの習い事をしていると回答したそうです。[注1]

とくに女の子は3~5歳の全年齢において男の子より習い事をしている子どもの割合が高く、習い事に対する関心が高いことが伺えます。

幼児期から習い事をさせる理由はご家庭によって異なりますが、「子どもの視野を広げたい」「いろいろなことに興味を持ってもらいたい」「集中力を養ってほしい」といった声が多く、小さい頃から我が子の知識・能力を伸ばしてあげたいと考えている、お父様・お母様が増えていることを裏付けています。

小学校教育を見据えた習い事に通う人多数!幼児期に人気の習い事

幼児期から通える習い事はいろいろありますが、そのなかからとくに人気の高いものをいくつか紹介します。

人気の習い事は男女ともに「水泳」が第1位

男女ともに一番人気の習い事は「水泳」で、5歳で通っている子どもは全体のおよそ2割を占めています。水泳は全身運動なので運動神経や体力を養えますし、小学校に入学すると水泳の授業が始まりますので、それまでに泳げるようになってほしいというのが主な理由です。

実際、水泳の習い事率は小学校に入学するとともに下降していくため、幼児期限定で人気が高いというめずらしい習い事でもあります。

英語教育改革にともない、英語・英会話教室の人気が急上昇

次点は英語・英会話教室で、男女ともに4歳から1割以上の子どもが通っています。政府はグローバル化に対応した英語教育改革を実施すべく、英語教育に力を入れていく方針を掲げており、2020年度からは小学校3・4年生の段階で外国語活動がスタートします。

それに先駆けて、すでに2018年度から各小学校が積極的に英語教育をとり入れており、就学前に少しでも英語に慣れ親しませておこうと考えるご家庭が増えているようです。

体操や音楽教室の人気も高い

3位については男女でわかれていて、男の子は体操、女の子はピアノなどの音楽教室がランクインしています。とくに5歳の女の子については2位の英語・英会話教室より比率が高く、全体の15%を占めています。体操は水泳と同じく全身運動で、なおかつ柔軟性も養えるところが魅力です。一方の音楽教室は集中力の向上や音感の育成、指を使うことによる脳の発達などを理由に習わせているご家庭が多いと言われています。[注1]

実は幼児期がベスト!習い事を始める最適なタイミング

習い事を始めるのは幼児期がベスト!

5歳までに我が子の習い事をさせているご家庭は約5割に及んでいると説明しましたが、逆にいうと残り半数のご家庭はまだ習い事を始めていないことになります。その理由もまたさまざまですが、やはり「まだ小さいから習い事なんて早すぎるのでは?」という気持ちが強いようです。

確かに3歳~5歳の子どもは保育園や幼稚園に通っている年頃ですので、何かを学んだり、習得したりするのは難しいように思えます。しかし、実際は脳の発達が著しい幼児期こそ、習い事を始める絶好のチャンスと言われています。

2019年10月より幼児教育・保育の無償化がスタートしますが、内閣府はその10年前に「幼児教育の無償化の論点」という資料のなかで、諸外国における幼児教育の取り組みを例にあげたうえで、「生涯にわたる人格形成及び義務教育の基礎を培う重要なもの」と位置づけています。[注2]つまり習い事を始めるにあたって「早すぎる」ということは決してなく、むしろ早ければ早いほど子どもの脳の発達にとってよい影響を与えることが期待できます。

選択肢は年々増加!幼児期の習い事の選び方

幼児教育の重要性が広く知られるようになったいま、幼児期からスタートできる習い事のニーズが増え、その種類も年々増加傾向にあります。たとえば、最近では小学校での必修化が決まったプログラミング教室や、子どものなりたい職業ランキングで、上位に位置づけているユーチューバーを養成するスクールなども注目を集めています。選択の幅が広がることは決して悪いことではありませんが、あまりに数が多すぎるとどれを選べばよいのか悩んでしまうところです。

では、どんなところに注意して習い事を選ぶべきなのでしょうか。とくに注目したいポイントをまとめました。

1. 子どものことをよく観察し、興味・関心のある分野を見極める

習い事を決めるにあたっては、ご両親の希望や意向もあるかと思いますが、子どもにも好き嫌いがあり、興味・関心のない分野だと習い事に通ってもすぐに飽きたり、嫌がったりする可能性があります。そのため、子どもの好きな習い事をさせるのが一番ですが、「我が子が何に興味をもつのかわからない」という親御さんも実は少なくありません。幼児期はまだ視野が狭く、子どもにとって興味・関心を抱く対象にまだ出会えていないこともあるからです。

しかし、日常で子どもの生活をじっくり観察してみると、参考になる材料は意外とたくさん見つかります。たとえば、保育園や幼稚園で今日何があったのか聞くと、子どもは真っ先に楽しかったこと、嬉しかったことを話すはずです。そのときのことを注意深く聞いていれば、どんなことに興味や関心を抱いているのか大まかに判断できるようになります。自宅でも、お絵描きに夢中になる・いつも歌を歌っている・テレビを見ながらダンスをしているといった行動から、子どもの好きなことがわかるかもしれません。

2. きょうだいだからと言って同じ習い事を選ぶのはNG

2人以上子どもがいるお父様、お母様にとって、きょうだいで同じ習い事に通わせるのは送迎の手間が省けますし、きょうだい割引が適用されるなどたくさんのメリットがあります。もちろんきょうだいそろって同じことに興味・関心があるのなら何も問題ありませんが、きょうだいだからと言って同じことが好きになるとは限りません。

同じ我が子でも個性はそれぞれ異なりますので、「きょうだいだから」という理由だけで同じ習い事を選ぶことはやめましょう。上の子も下の子も同じように、子どもの気持ちを第一に考えて習い事を選ぶのが一番大切なことです。

幼児期の習い事はなるべく早めにスタートするのが吉!

幼児期は脳の発達が著しいため、いつスタートしてもタイミングが早すぎるということはありません。子どもの日頃のようすを参考に、好きなことや興味を持ちそうなことがわかったら、積極的に見学や体験を申し込んでみましょう。

ただ、子どもの習い事には決して安くはない費用がかかります。子どもは通いたがっているのに、経済的なことが理由で中断せざるをえなくなったら気の毒ですので、習い事を決めるときは家計の負担と生活のバランスをしっかり考慮しましょう。

[注1]学研教育総合研究所:幼児白書Web版

[注2]文部科学省幼児教育課:幼児教育の無償化の論点(pdf)

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