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孫を育てる孫育〜孫の将来を変えるかもしれない幼児期の接し方

孫育のメリットはたくさん!

結婚・出産後も仕事を続ける女性が増加している現代では、父母の力だけで子育てを行なっていくのは困難になってきています。このような状況の中で期待されているのが、祖父母が子育てを行う「孫育(孫育て)」です。

過去に子育ての経験もあり時間的なゆとりもある祖父母なら、孫育も安心してできるだろうと考える方も多いでしょう。ただし、接し方によっては、孫の将来を大きく変えてしまう可能性もあります。今回は、そんな孫育について詳しく解説していきます。

孫を育てる(孫育)とは祖父母が孫を育てること

孫育とは、言葉のとおり親に変わって祖父母が孫を育てることです。女性が社会へ進出することが増えてきた現代では、子育てのサポートをしてくれる祖父母の存在は非常に大きいでしょう。

孫育では、祖父母に保育園・幼稚園の送迎、お風呂や食事、発熱時など急を要する場合のお迎えや看病などを頼むことが多くなっています。最近では自治体でもこの孫育を推奨しており、孫育に関するガイドブックを配布している地域もあります。ほかにも、孫のお世話のために休む孫育て休暇制度を導入している企業や、実施している企業に奨励金を支払い自治体も増えてきています。

幼児期の子ども(孫)と祖父母の関わり方

祖父母による幼児期の孫との関わり方は、両親による子どもとの関わり方とは異なります。まずはどのような方針で育児を進めていくのかを、両親と話しあう必要があるでしょう。あくまでも子育てのメインは、両親です。両親の子育てをサポートするという気持ちで、両親の考え方を尊重して孫を育てていく姿勢が大切です。

もちろん両親が仕事で忙しく、祖父母のほうが孫と一緒に過ごす時間は長いというケースもあるでしょう。ですが、だからと言って祖父母の方針で孫育を進めてしまうと、後々両親と祖父母間でトラブルにも発展しかねません。孫を立派に育てるためにも、可能な範囲で両親と協力していきましょう。

育児に協力することの必要性やメリット

祖父母が育児に協力する必要性やメリットについて、3つに分けてご紹介します。

1. 孫の成長を感じる時間が増え幼児期特有のかわいらしさを堪能できる

両親の家と祖父母の家が離れていると、日常的に孫に会うのが難しい場合もあります。距離によっては、孫に会えるのは年に1〜2回という家もあるでしょう。

その点、孫育に協力していると、日常的に孫と接し、孫の成長を肌で感じる時間が増えます。幼児期特有のかわいらしさや成長の喜びを堪能できるというのは、孫育をする祖父母ならではの特権です。

2. 愛情をより多く受けて孫の精神が安定し健やかに育つ

子どもの成長に欠かせない、最も重要なものの1つとして挙げられるのが、他人からの愛情です。父親や母親は愛情だけでなく、子どもの将来のために、しつけや教育も行わなくてはいけません。ですが、祖父母となると親ほどの責任はないので、孫を可愛がる無償の愛を与えられます。

親以外からの愛情を受けることは、子どもの自己肯定感を高めることにも繋がります。自己肯定感とは、自分は愛されている、自分は必要とされていると感じることです。

幼児期に両親からも祖父母からも愛情を受けて自己肯定感を持った子どもは、精神的に安定し、情緒が生まれるので、他者にも優しく接することができる大人へと成長できるでしょう。

3. 両親に余裕ができて仕事やストレス発散ができる

もう1つ、孫育で大きなメリットとなるのは、両親、特に母親に時間的余裕が生まれ、仕事やストレス発散ができることです。

未就学児を育てる専業主婦の母親であれば、1日中子どもと2人きりで過ごす時間も長いと思います。また、祖父母の協力なく仕事をしている母親であれば、疲れて休みたいときでも家事・育児を両親だけでこなしていかなければなりません。

そんな状況下で祖父母に子どもを預かってもらえると、時間的な余裕ができ、思う存分仕事ができたり、子育てで溜まったストレスを解消できたりするでしょう。

祖父母が気をつけなければいけない孫育ポイント

続いては、祖父母が気をつけなければいけない孫育ポイントを3つに分けて解説していきます。

1. 孫を甘やかし過ぎない!わがままに育つことも

孫育のポイント・注意点

先ほども解説したとおり、祖父母は子どもの両親と比べて責任が少ないため、無償の愛を与えられます。しかし、無償の愛といって孫を甘やかし過ぎると、わがままな子に育ってしまう可能性があります。とくにお菓子の与え方やテレビ・ゲームとの付き合い方などは、両親の意見も聞きながら甘やかし過ぎないように気をつけたほうがいいでしょう。

2. 自分の経験から過去の子育てを押し付けない

過去に子育ての経験があるからといって、その方法を両親に押しつけるのはよくありません。あくまでの子育てのメインは、子どもの両親です。意見するのはよいですが、アドバイス程度にとどめておくのがよいでしょう。

両親と祖父母で大きく子育ての方法がずれていると、子どもの混乱を招くことにもつながります。

3. 両親の状況を思いやる気持ちを忘れない

祖父母に子育ての協力を依頼する理由の大半が、両親の仕事でしょう。仕事をしている以上、急な対応が必要となったり、子どもが病気になっても休めなかったりという状況は往々にして起こります。

急な保育園・幼稚園の送迎や家事の手伝いの依頼が多くなってくると、愚痴の1つも言いたくなることがあるかもしれません。しかし、できる限り両親の気持ちも考え、角が立たない言い方を心がけましょう。口論などで両親のストレスが増えてしまうと、子どもの成長に悪影響を及ぼしかねません。

祖父母とのコミュニケーションが孫の心身の発達や興味を引き出すきっかけに

祖父母は、両親に比べると体が弱い場合が多いです。そんな祖父母を見た子どもは、自然と両親と比べて優しく接するようになっていきます。祖父母とのコミュニケーションを通し、いろいろな立場の人に配慮ができるようになっていくでしょう。

また、祖父母との関わりを通して、親からは聞いたことのない体験談や昔の遊びを知ることにより、新しいことへの興味も生まれます。一緒に新しいことを体験すれば、遊びの幅が広がることもあるでしょう。祖父母の存在は、両親だけでは開くことのできない、子どもの新たな扉を開いてくれる存在なのです。

まとめ 祖父母だからこそできる孫とのコミュニケーション

祖父母は、仕事や家事に忙しい親よりも心にゆとりを持って接してあげられる傾向にあります。穏やかな気持ちで子どもに接することができるのは、やはり人生経験が豊富な祖父母ならではの包容力があるからでしょう。

祖父母は、子どもの時間や気持ちに共感し、強い忍耐力をもって教えられるともいわれています。子どもは、そんな祖父母に心地よさや温かさ、無条件の愛を感じます。存在を否定されることではなく、ありのままの自分を受け入れられる存在があることは、子どもの自尊心も育んでくれるのです。

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