子育て&教育ひと言コラム 子育て&教育ひと言コラム

伸芽'sクラブ託児HOME > 子育て&教育ひと言コラム > 子どもがパパっ子になれば子育てはフェアに!パパがすべき努力とは?

子どもがパパっ子になれば子育てはフェアに!パパがすべき努力とは?

パパっ子になればママの子育ての負担はグッと減る

パパっ子にはこんなメリットが!

子どもがパパっ子になると、育児を分担できるため、ママの子育てはグッと楽になります。
ここでは、パパっ子になることで得られるママのメリットを3つ紹介しますので、チェックしておきましょう。

1.ママが動けないときにパパに子どもの世話を頼める

パパが外で仕事をして、ママが子育ての中心となっている家庭も多いでしょう。
ただ、ママもいつでも元気に子どもと関われるわけではありません。病気や怪我をして動けない日、疲れてしまう日もあるでしょう。

友人と外出したい、趣味の時間を作りたい、というタイミングもあります。

しかし、子どもがママっ子だとなかなか離れてくれず、困ってしまうかもしれません。
逆に子どもがパパっ子であれば、楽に子どもの世話を頼めます。パパと子どもが2人で過ごす時間を普段から少しずつ作っておけば、子どもはパパと遊ぶことに慣れ、パパも子育てについての理解が深まるでしょう。

2.子どもがパパの注意を聞いてくれる

ママが注意しても、なかなか言うことを聞かない子どももいます。イヤイヤ期など、とくに子どもがわがままに思えるタイミングもあるものです。ママも何度も同じことを注意したり、怒ったりするのは疲れてしまいます。

何度注意しても話を聞かない子どもでも、普段は怒らないパパが注意すると言うことを聞くケースもあります。パパっ子であれば、普段の関わりのなかで、自然な流れで注意することもできるでしょう。

3.パパが積極的に子育てに参加するようになる

子どもがなついてくれるのは、パパにとってもうれしいことです。「パパと一緒に遊びたい」「パパと一緒に公園に行きたい」などと言われて、悪い気はしないでしょう。
パパっ子になることで、パパも子どもと一緒にいることが楽しくなり、遊び以外の部分でも積極的に関わってくれることが期待できます。

また、一緒に過ごすうちに、子どもの成長を見る楽しさや、その反面の育児の大変さを理解できます。「もう少しママの育児を手伝おう」という意識を持てれば、ママの負担も軽減されていくでしょう。

パパっ子育成には「いい父親」ではなく「笑顔の父親」

パパっ子に育てるコツ

子どもをパパっ子に育てるには、「いい父親」ではなく「笑顔の父親」を意識することが大切です。
以下のポイントに注意しながら、パパっ子を育てていきましょう。

過剰に「いい父親」を演じる必要はない

子どもをパパっ子に育てたいからといって、過剰に「いい父親」を演じる必要はありません。いい父親とは、たとえば、仕事が忙しくて普段よりも疲れている日に無理して子どもと関わろうとしたり、子どものわがままをすべて聞いてあげたりするパパのことです。

もちろん、パパが子育てに参加することは大切ですが、仕事をしながらママと同じように子どもと関わるのは難しいでしょう。疲れた顔で子どもと遊んだり、事務的に子どもの世話をしたりしても、冷たい感じや暗い感じが子どもに伝わってしまい、パパっ子にはなってくれません。

子育ては、ママとパパで協力や分担をすることが大切です。夫婦で話し合いながら、パパができる範囲で、できることをやっていきましょう。そのときに意識すべきなのは、「笑顔の父親」でいることです。

「笑顔の父親」でいれば子どもは自然と寄ってくる

パパが笑顔を意識していれば、子どもはママと同じような安心感や親近感を抱いて、自然と近づいてくるでしょう。

笑顔を作るためには、パパなりに気持ちの余裕をもっておくことが重要です。平日は仕事で忙しいのであれば、お風呂だけは一緒に入る、1時間だけ一緒に遊ぶ、といった無理のないルール作りも必要でしょう。

必要に応じて、育児休暇の取得を検討してもよいかもしれません。父親の子育て参加やワーク・ライフ・バランスの確保は、厚生労働省も推奨しています。会社の制度もうまく活用して、笑顔でいられるよう生活スタイルを改善していきましょう。

わからないからやらないはNG!わからないことはママに聞こう

子どもとどう接したらよいかわからない、どのような世話をすべきかわからない、と感じているパパも多いでしょう。
しかし、わからないから子育てに参加しない、という考え方はNGです。わからないことはママに聞きながら、できる部分から参加していきましょう。

子育てではママが先輩

ママは子どもがお腹の中にいるときから育てているので、子育てにおいてはママが先輩です。わからないことはママに聞きながら、できることを探していきましょう。
子どもがおもちゃで遊んでいるのを見守る、一緒に片付けをする、といった小さなことでもかまいません。関わるうちにわかる部分は増えていきますので、できることから始めてください。

興味を持って調べることも大切

とはいえ、ママも子どものことをすべて理解できるわけではありません。とくに初めての子どもであれば、なおさらでしょう。
ママだって、本やインターネットで情報を集めたり、自分の親や先輩ママに聞いたりして、子どものことを知ろうと努力しているのです。

パパも、まずはインターネットなどで検索してみるとよいでしょう。ママとしては、パパが子育てに興味を持ってくれたという事実がうれしいものです。
試行錯誤しながら子どもと関わっているうちに、パパも子どものことが少しずつわかってくるでしょう。子どもも次第になついてくるため、子育てが楽しくなっていきます。

子どもがパパっ子になれば、パパがうれしいことも増える

子どもがパパっ子になれば、ママの負担が減るだけでなく、パパにとってうれしいことも増えていきます。ここでは、パパにとってのメリットを2つ紹介します。

1.パパも子育てを楽しめるようになる

子どもが笑ってくれたり、なついてくれたりすることは、とてもうれしいことです。また、子どもと関わる分だけ、子どものことを理解できるようになります。子どもの気持ちや、世話のコツなどもわかってくるでしょう。子どものことがわかるほど、子育ても楽しくなります。

仕事と似ている部分もあるかもしれません。新入社員の頃は、仕事の進め方がわからず言われたことをやるだけで、仕事はつまらないと感じるかもしれませんが、仕事のやり方がわかってくると自分で考えて動ける範囲も増えてきて、楽しいと感じることも増えてくるでしょう。
子育ても同様で、子どもと関わるだけ理解も深まり、楽しくなっていくのです。

2.家族の絆が深まる

子どもがパパっ子になると、子どもとパパが一緒に過ごす時間は自然と増えていきます。
子どもとパパが2人で過ごすこと自体も素敵なことですが、そのあと、子どもがママにどこへ遊びに行ったのか、どのような遊びをしたのか、などを報告するのもとてもよい時間です。パパからママへ、子どもとの会話や成長ぶりを共有することも、あたたかいコミュニケーションにつながるでしょう。

子どもとパパ、子どもとママ、パパとママの絆が強まるので、結果として家族全体の絆が深まっていきます。みんなで楽しんだり、助けあったりできる家族をつくることができれば、パパにとってもママにとってもうれしいはずです。

パパっ子なのはパパにとってもママにとってもいいこと

今回は、子どもがパパっ子になることのメリットや、パパが子どもと関わるときのポイントなどを解説しました。
子どもがパパっ子になれば、ママの負担が軽減されますし、パパ自身も子育てが楽しくなるでしょう。

フルタイムで仕事をしているパパとしては、子育てに参加する余裕がないと感じるかもしれませんが、無理して子どもと関わる必要はありません。
できる範囲で子どもと遊んだり、世話をしたりするだけで大丈夫です。「いい父親」を演じるのではなく、「笑顔の父親」でいることで、子どもは少しずつパパっ子として成長していくでしょう。

合わせて読みたいSHINGA FARM記事のご紹介

伸芽会が運営する子育て・幼児教育の情報メディア「シンガファーム」記事も合わせてぜひチェックしてみてください。

プロ直伝!2歳までの新米パパが陥りがちなNG子育てとは【理想のパパになる 第2回】

ご入会までの流れ 伸芽ねっとの登録はこちら