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子どもの勉強、応用力の土台となる”基礎学力”を伸ばす

基礎学力と応用力

子どもの勉強や応用力の土台になるのは、基礎学力です。基礎学力を伸ばしてあげれば、子どもに自ずと応用力も身についてきます。こちらでは、子どもの基礎学力を伸す方法について、詳しくご説明します。

基礎学力がしっかりしていれば応用力も身につく

子どもは基礎学力を伸ばしてあげると、応用力も自ずと見についてきます。まずは、基礎学力と応用力の関係性について見ていきましょう。

基礎学力とは知っているか・知らないかという基本的な知識のこと

基礎学力とは、簡単にいえば学校の授業で習うような基本的な知識のことです。たとえば、算数なら「九九」を暗記して覚えるのが日本の小学校での勉強であり、算数の基本的な知識です。英語であれば、英単語の意味やスペルなどの知識を覚えることが、英語の基本的な知識です。

つまり、基礎学力というのは、そのことについて「知っているか」「知らないか」という基本的な知識のことをいいます。 知識があれば、簡単に問題に答えることができます。

応用力とは自分の知識同士を組み合わせる力のこと

応用力とは、基礎学力をベースにして生まれる力のことをいいます。たとえば、テストの問題を解くときに、自分が得てきた「知識同士」を組み合わせ、さらにどこでその知識をどう使えばいいのかを考えることで、正解を導けるようになります。このように問題を解く力が「応用力」です。

基礎学力がしっかりすれば応用力は自ずとついてくる

基礎学力をしっかり伸ばし、ベースにすることによって、応用力は自ずとついてきます。基礎があれば、どの知識をどうやって使えばいいのかを決められますし、その結果として解答に辿り着けます。

問題について「分析」をしながら、その問題に必要な知識を確定させて、効率よく知識を結びつけますので、知識を「整理する力」が重要です。この整理する力こそ、応用力です。

基礎学力は継続と繰り返しの学習をするのが1番大切

基礎学力をベースにして、応用力を身につけるには「継続」と「繰り返し」の学習をするのが1番大切なことです。具体的にどのような学習方法が、応用力を身につけるのに適しているのかをご紹介します。

勉強の基礎を継続して繰り返すことで応用力が身につく

基礎学力をベースにして応用力を身につけるには、継続した学習をすることが大切です。いきなり応用問題に手をつけると、基礎ができていないので正しい解答を導き出すことはできません。

ただ、応用問題というのは「基礎の延長」「基礎の組み合わせ」による構成になっています。つまり、基礎から大きくかけ離れていたり、基礎を無視するような応用問題はありません。必ず基礎がベースとなっているのが、応用問題です。

なかには「基礎をずっと勉強するのは反対」「基礎ばかり反復勉強しても意味がない」という考えをもっている人もいます。しかし、基礎をしっかり反復勉強することは、必ず応用力に結びつきます。同じようなことばかり勉強するのは、本人が1番大変なことではありますが、それが1番大切なことです。

基礎をしっかりと学習し、応用問題を解いていくというルーティンをつくり、継続して問題を解くことが応用力を身につける近道です。応用力を身につけるには、基礎を継続して繰り返しながら勉強をすることが、1番効率的です。

基礎学力も応用力も身につけるには「親の協力」が必要

基礎学力も応用力も親の協力が必要!

子どもに勉強をしてもらいたい、学校の成績を上げてあげたい、そんな風に考えているお父様・お母様は多いです。ただ、基礎学力と応用力を子どもに身につけさせるには、親の協力が必要不可欠です。子どもだけに任せずに、親が協力をしてあげることが重要なポイントです。

子どもに足りない知識・欠けている経験を補ってあげる

親が子どもに結果を求め過ぎてしまうと、子どもの勉強が思い通りに行かず、成績が伸び悩んでしまうこともあります。

もし子どもの勉強面で何かをしてあげたいと思うのであれば、親が「後押し」をしてあげましょう。後押しとは、子どもに足りない知識や欠けている経験を親が補うことです。

子どもにはどの知識が不足しているのか、どこが分かっていないのかを親がしっかりと見極めて、補うことが大切です。

子どもの自主性を補って主体性を身につけさせる

主体的に考える力があれば、勉強をする力、覚える力が備わっていき、基礎学力や応用力も身につきます。主体性とは「自分の問題を意識する」「問題をどう解決するか」と考える力のことです。

主体性を持って勉強ができようになると、自主性が育めるので大人になってからの大きなプラスになります。 親は、子どもの自主性を補うことを意識していくといいでしょう。

自主性を成長させるには親が子どもに問いかける

具体的に自主性を成長させる方法についてご紹介します。子どもというのは、親から「明日は〇〇を持っていきなさい」とか、「今日は〇〇をしなさい」と言われると、どんどん自主性を失っていきます。そこで、おすすめしたいのが親から子どもにたくさん問いかけをしてあげることです。たとえば「どうしたらいいのかな?」とか「このままで大丈夫なのかな?」など、具体的なことは言わずに問いかけてみてください。

日常生活や勉強の時間、学校のことや家庭でのことなどなど、さまざまなシーンで子どもに対して「自分で考える時間」を、親が与えてあげるのです。そうすることによって、子どもは自主性を身につけていきます。

少しずつではありますが、継続していくことにより、子どもは「いま何をするべきか」と自分で考えて、行動できるようになります。この考えや行動が、子どもの基礎学力をあげ、応用力を身につける大切なポイントです。

基礎学力を伸ばし応用力と自主性を身につける手助けをしましょう

学校での勉強、入学試験などで必要なのは、応用問題を解ける力です。応用力は基礎学力を伸ばすことで、身についていきます。また、社会人になったとき、自主性と応用力をもっていれば、社会のなかで活躍できます。

基礎学力をしっかりと伸ばしてあげて、子どもの将来に役立つ応用力を身につけさせてあげましょう。親が一緒になり子どものサポートをすることも、とても重要なポイントです。子どもとともに学習する気持ちを忘れないようにしながら、基礎学力を伸ばしてあげましょう。

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