ぶれない小学校選び ワンポイントアドバイス
お子さまが6年間過ごす小学校は、どんな基準で選べばよい?
知名度や偏差値だけでなく、入学後にお子さまがのびのびと学校生活を送り、大きく成長できる教育環境を選びたいですね。
今回は、学校を選ぶ際のご両親の心構えについてアドバイスします。
5つのチェックポイント
Ⅰ. 学校の理念や教育方針を調べましょう
お子さまと学校とのミスマッチを避けるには、ご両親の教育方針に合った学校を選ぶことが大切です。各校の建学の精神、教育理念、教育方針をまずはよく読み比べてみてください。
Ⅱ. 今のお子さまの性格資質を見極めましょう
ペーパーテスト、個別テスト、集団での協調性が問われる行動観察テストなど、各校の入試形式を調べ、お子さまの性格や資質に合うか、力を発揮できるかどうかを考えましょう。
Ⅲ. 教育環境として何を求めるかを具体的にしましょう
①中学・高校・大学を併設した一貫校なのか、受験校なのかという基本的な選択のほか、②男女共学、別学、③宗教系、無宗教系の3つの分類を意識しながら選んでください。
Ⅳ. 「いいね!」と思ったイメージを大切にしましょう
この学校はここがいいな。あの学校ならここを伸ばしてくれる…。ご両親が「いいね!」と思ったイメージを大切に。少し欲張りになって広く各校の魅力に目を向けましょう。
Ⅴ. 迷ったら、子どもが生まれたときのことを思い出しましょう
学校選びに迷いが生じてしまったら、お子さまがお腹の中にいたとき、生まれたときを思い出し、どんな子に育ってほしいと願ったか、原点に戻ってみることをお勧めします。
伸芽会教育研究所 所長
飯田道郎 先生
子どもの個性に合わせた指導と的確なアドバイスでご両親からの信頼を集める。慶応義塾幼稚舎、早稲田実業学校初等部、立教小、国立大附属小学校などの有名小学校に実績多数。「体験なくして理解なし」が持論。